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ききみる日記

アートでつながる近い国

こんにちは。kakukakuです。

旧日本銀行広島支店で開催された

「日・韓ART交流ACT展」に行ってきました。

展覧会のテーマは「touch タッチ」。

広島とソウルそれぞれで活躍する、

現代美術作家14人がお互いのリアルタイムな表現に触れ、

交流を深めながら刺激し合うアート展をめざしたそうです。

昭和11年に建てられたこの建物は、

爆心地からわずか380mという近さにありながら、

熱線と爆風に耐えぬきました。

平成12年には、広島市指定重要文化財に指定され、

当時の姿を今に伝えています。

昭和20年8月6日、広島市内の金融機関はほとんど壊滅したため、

外形をとどめた日銀の内部を仕切って各銀行が窓口を設け、

8月8日には業務を再開したそうです。

現在は、文化イベントのギャラリースペースとして、

市民に貸し出されています。

写真撮影OKといわれた作品を、

いつくか紹介しようと思ったのですが・・・。

やはり、あの場で「touch」した空気感は、

とてもじゃないけど伝えられそうにありません。

作家の皆さんも、建物自体が持つ圧倒的な存在感に、

作品が埋没してしまう危険性と向き合いながら、

今回の展覧会に臨んだそうです。

*     *     *

「日・韓ART交流ACT展」は22日で終了しましたが、

旧日本銀行広島支店では、

今後もさまざまな文化イベントが予定されています。

機会があればぜひ、足を運んでみませんか。