こんにちは。kakukakuです。

先日、プラットホームにあるガラス張りのカフェで、

すぐ両脇を行き交う列車を眺めながらコーヒーを飲みました。

この不思議な場所は・・・

かつてJR中央線の神田駅から御茶ノ水駅の間にあった、

「万世橋駅」が開業した時につくられたホームの遺構です。

万世橋駅の開業は1912（明治45）年だそうですから、

今から100年以上も前につくられたのですね。

万世橋駅と神田界隈には文化人がたくさん集まり、

東京市電（路面電車）の乗り換えターミナルとしても

賑わっていたそうです。

けれど、太平洋戦争の激化によって乗降客が減少し、

1943（昭和18）年、万世橋駅は休止されました。

それから70年後の2013（平成25）年9月、

赤レンガ造りの万世橋高架橋は

「mAAch ecuteマーチエキュート神田万世橋」

として生まれ変わりました。

カフェやベーカリー、インテリアショップ、

ギャラリーやイベントスペースなどが並ぶ商業施設です。

大正時代の駅舎を中心とした街並みや、

人々が行き交う様子を再現したジオラマも展示されていました。

ジオラマで当時の賑わいぶりを垣間見ると、

「銀座と並ぶほどの界隈だった」というのもうなづけます。

これからは「mAAch ecute 神田万世橋」が中心となって、

新たな街の賑わいを生み出していくのでしょうね。

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